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マーケティングリソース管理の再来に備え、CMOはステータスの上昇の舵取りを

あなたは、マーケティングリソース管理が次の目玉になっていた時期を覚えていますか? 複雑化するマーケティングキャンペーンを管理できるソフトウェアシステムを提供するというアイデアで、マーケティングリソース管理が可能なソフトを提供する企業がいくつか立ち上がりました。

しかしその後、それが当時を先取るアイデアであることがわかりました。なぜなら、デジタルマーケティングキャンペーンの構成がAOLでのバナー広告を実行するにすぎなかった当時においては、管理がそれほど複雑ではなかったためです。

時代を今日に早送りしてください。マーケティングリソース管理ソフトウェアの再来について、私は揺るぎない主張があります。

マーケティング部門は現在、キャンペーンが十分過ぎるほどに複雑であるため、何らかの管理システムを利用するに値します。近年、デジタルからハイブリッドオンライン/オフライン、ストリートキャンペーンに至るまで、マーケティングチャネルが爆発的に増加しています。ソーシャルメディアは15年前にはほぼ姿がありませんでした。最近のマーケティング部門は、20〜30の異なるソーシャルメディアチャネルを同時に管理することもあります。

マーケティングリソース管理ソフトウェアに関連する2つ目の大きな変化は、マーケティング部門の成長拡大と重要性です。以前もお伝えしましたが、マーケティング部門は、“あれば助かる”コストセンターではなく、今は成長の原動力として見なされています。

この認識は、CMOに説明責任を負わせ、CFOとCEOにその価値を証明するという新たなプレッシャーを与えています。そのため、CMOにとっては、リソースとパフォーマンスを追跡するための高度なツールがより重要性を増すのです。

マーケティングチームがひと握りの人数だったときは、スプレッドシートのみで管理できていたかもしれません。しかし最近は、複数の部門がさまざまな場所や役割に分散された人々で構成されています。ほとんどのマーケティング支出は人材に費やされているため、効率的に使用しないと、パフォーマンスに大きな打撃を与える可能性があります。

これが、マーケティングリソース管理分野が復活と再評価され始めた理由です。新しい技術に対する期待が膨らみ、その後幻滅の窪地に落ち込んでから啓蒙の坂が出現するという、Gartnerのハイプサイクルのパターンに従っているようです。

マーケティングリソース管理ソフトウェアへの関心が高まっている兆候の1つとして、Forresterは2020年3月初旬に第2版目のWaveレポートをリリースし、NewsCredはこのカテゴリーにおける「Strong Performer(強力なパフォーマー)」として認められました。このレポートには、より煩雑で高価なレガシープラットフォームを置き換えるために、新世代のアジャイルなクラウドベースのマーケティングリソース管理プロバイダーがどのように登場したかについて記されています。

Aprimoは、1998年に設立されて以来、マーケティングリソース管理スペースのすべての浮き沈みを経て、自社再建を行っているプロバイダーです。2010年に5億ドルでTeradataに買収され、6年後には9,000万ドルでプライベートエクイティ会社にスピンアウトされました。

新世代の機敏で軽量なソリューションは、マーケティングリソース管理ツールに関する以前の問題の一部を取り除くのに役立つはずです。

すべてのCMOが早急にマーケティングリソース管理ソリューションを購入すべきだと言っているわけではありません。CMOは、チャネルやスタッフの複雑さの程度、予算の大きさなど、自分のチームや会社にとって何が有効か、重要な要素を考慮した上で慎重に決定すべきです。複雑な要素がないのなら、7,000以上のさまざまなソリューションに溢れるマーテックスペースで、また別の高価なシェルフウェアに投資するリスクを負う羽目になります。

しかしながら、これらには潜在的な利点があります。適切なソリューションは透明性を向上させ、より良いプランニングを導き、CMOがCFOに目標とその追跡方法を示すことを可能にします。

また、無駄を浮き彫りにし、予算の非効率性を排除するのにも役立つでしょう。コスト削減だけでなく、マーケティングリソース管理ソフトウェアを展開してコンテンツを最適化させ、チャネル全体の消費者エクスペリエンスを向上させ、ブランド戦略を改善することも可能です。

マーケティングリソース管理ツールはまた、ワンストップソフトウェアソリューションと、利用可能なマーケティングツールの間の潜在的な中間点も提供します。Adobe、Oracle、そしてSAPマーケティングスイートなどのソリューションは、100が実行可能であっても、1つが希望の基準を満たさない場合が多々あります。

マーケティングリソース管理ソリューションは相互運用が可能になり、CMOがソーシャルメディアの公開といった特定の分野に最適なソリューションを導入できる可能性を秘めています。

ますます複雑化する今日のマーケティング世界において、未だに何人ものCMOが手作業でプロセス管理やスプレッドシートを使用しているのを目の当たりにするのはやや衝撃的でさえあります。

C-Suiteにおけるマーケティング予算の増加と期待の高まりを受けて、マーケティングリソース管理ソフトウェアは、成功に不可欠な可視性を提供する一つの方法をCMOに提供します。そして今回こそは、普及が拡大するでしょう。

 

Shafqat IslamはNewsCredのCEOです。

 

元記事「As CMOs Navigate Their Rise in Status, Marketing Resource Management is Primed for a Second Coming」は2020年3月18日にInsights.newscred.comに掲載されました。

 

この記事は、NewsCred BlogのShafqat Islamが執筆し、NewsCredのパブリッシャー・ネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comまでお願いいたします。

 

また、日本におけるNewsCredパブリッシャーネットワークに関してはNewsCred by amanaまでお問い合わせください。

 

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