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マーテック時代に向けてマーケティングチームを再形成するには

マーケターの大多数が、来年は今より多額の投資をマーテックに投じる予定だと主張しているにもかかわらず、そのほとんどがテクノロジーが複雑すぎて活用しきれていないと認めています。あなたはこの結果をどう思いますか?

これは、ありふれた「what if?(仮定の事態)」のシナリオではありません。Acquiaが実施した5,000人のマーケターを対象にした大手アンケート調査にもとづく真実と結果です。世界中のマーケターの86%が、今後12カ月にかけてマーテックへの投資を増加させる予定だと言いますが、そのうち65%は技術が複雑すぎて、優れた顧客体験を生み出せないと感じています。

つまり、シニアレベルのマーケターはマーテックの必要性を理解しているにも関わらず、準備が整っていないと感じているのです。この事実は驚くことではありません。マーテックを管理するには、新たなスキルセットだけでなく、完全なる新規チームと部門を編成することが必要だからです。

マーテックの実装と管理に向けたMarTech Allianceのフレームワークであるマーケティングテクノロジーの4つの「P」において、「Plan(プラン)」の次の2番目の「P」は「People」、続いて「Platform(プラットフォーム)」とされており、従来のマーケティングスキルと次世代の技術能力が適切に組み合わされたチームを配置することを意図しています。これは現在のマーケティング部門を解散して再スタートを切ることを意味するのでしょうか? そうではありません。お風呂のお湯だけ新しくすれば良いのです。

しかし、将来を見据えたデータとマーテック主導のビジネスでは、新たなチームは通常のチームとは若干異なることを受け入れなければなりません。一般的なマーテックの(マーテックらしい)役割には、プログラムマネージャー、マーケティングテクノロジー製品の所有者、マーケティングデータベースアーキテクト、マーケティングアナリティクス側の誰か、そして素晴らしい名前が付けられたスクラムマスターとグロースハッカーが含まれます。

ただし、ビジネスの規模、複雑性、そしてタイプ次第にもよりますが、これらの人材をすぐに雇う必要はありません。既存のスタッフに関連するスキルの一部が備わっている可能性もあるため、シームレスな方法でその役割に移行できる可能性があるからです。私たちは「チームをテトリス化する」方法を提唱しており、単純に適したスロット(空いているポスト、枠)を見つけたからといって人材を削減することは提唱していません。

とはいえ、新規採用やスキルの向上は必要不可欠です。調査結果からも明らかなように、ほとんどのマーケターは、自分たちの能力が追いつくよりも早くテクノロジーが先行していると感じています。誰もが専門家になる必要はありませんが、大抵の役職において、自分のツールを監視・管理するために基本的な知識が必要になるでしょう。

新興のマーケティングテクノロジストのような専門家は、ほとんどの場合において新規採用となります。彼らはマーケティングとITの両方の専門分野にまたがる稀な人材であり、IT部門の統合と技術のノウハウを駆使してマーケターのソフトスキルを展開できる双頭のHydraを担う人たちです。このような人材は確かに存在しますが、昨年の注目されたデータアナリストのように、彼らは自分たちの価値を把握しているため、ある程度の額にのぼることは覚悟してください。

しかし、ブランド側はマーテックの専門知識を求めてそれを単独で推し進める必要はありません。中規模ビジネスの企業でさえ、デジタル広告、クリエイティブ、ソーシャル戦略などを自社内ですべて進展できると想定していないように、コンサルティング会社やサプライヤーのサポートを利用することで大きなメリットを得られます。(コンサルティング会社やサプライヤーは、)その分野のスペシャリストとして、急速に革新を続けるマーテック企業と、マーケティングテクノロジー以外の優先事項を抱えている組織との間のギャップを埋めることができるのです。

 

この記事は、The Drumを通じてRachael Smithが執筆し、NewsCredのパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comまでお願いいたします。

 

元記事「Are You Reshaping a Modern Marketing Team for the Martech World?」は2019年10月23日にInsights.newscred.comに掲載されました。

 

この記事は、NewsCred Blogを通じてThe Drumが執筆し、Industry Diveのパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@industrydive.comまでお願いいたします。

 

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